津軽こぎん刺しは布の織り目(織り糸の間)を刺し、縦糸の目を数えて模様を作っていく。 基本的に奇数目(1目、3目、5目、7目)を数え、水平/垂直にシンメトリーな菱形ができている。 また、よく使う模様には『猫のマナグ(眼)・石ダタミ・花コ・べご(牛)刺し・ウロコ』など 名前が付けられていた。 そんなところからも津軽こぎん刺し模様が生活に密着した模様であったことがうかがえる。
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